エル・ランティたちはイルプロラシオンの人たちが作った宇宙船に同乗して地球を目指している。エローラ・ヴィーダでエルランティー たち 革新派は保守派 12体を残して全部で12人 12体であった。 その全員が出てきている。 そして宇宙船では睡眠と覚醒を繰り返しながら 大船団を導いている。 小マゼラン星雲から地球までは20万光年あるのだが それを200万年かかってやってきている。 長い 航海の間、何事もなかったかというと そうでもなく 細かい いざこざ はあったようだった。 エル・ランティー たち 指導者層は 12体で来ていたが その中の3体が弱いくせに割と物申す タイプの人たちで エル・ランティーにとっては こうるさい 邪魔者に近い存在だった。 彼らは正論を言うのである。 いわば エルランティー 派閥の良心と言ったところだろうか。 ところがエル・ランティーの息のかかったエル・カンタスが この3人を正義の名においていじめている。 格好はこの3人は正そうとしているように見えるがどう見てもいじめだ。 強気を助け弱気をくじく その名はエルカンタス といったところである。 しかもこの時もそんなに大事にはなっていない いじめられている方の3人が引いているからだ。 こちらの方が大人といえば 大人かもしれない。 この3人は その後 ムー大陸で再び エル・ランティーのいじめにあうのだが その結果はなかなか面白いことになっている。 なお 現在このいじめられっ子 3人組の中の エル・ミオンはエルランティ 派閥を抜けて プレアデス 派に行ってしまっている。 今から3億6572万年前 彼らは地球に到着する。 この時期 地球では他の星からの入植者 ラッシュを迎えているが エル・ランティー たちがほぼ一番のりだった。 このことは エル・ランティにとって地球に来てからずいぶん いろいろなことをやってきたが、一番誇れることだったのかもしれない 。