エ・ランティーが住んでいる星系つまり 宇宙空間はどうなっているのか。 そこは エルランティーの星 エローラ・ヴィーダを中心とした 5連 星の星系だった。 その5連星の1つに イルプロラシオンという星がある。エローラ・ヴィーダ星が中心と言ったが エローラ・ヴィーダは他の4つに比べて非常に小さく 1/100 ほどの大きさ しかない。 だからエローラ・ヴィーダを 中心に 4つの惑星が回っているというよりはむしろ エローラ・ヴィーダが 4 つ の 惑星の周りを四つ葉のクローバーのような形で周回軌道を描いて管理するように ちょろちょろ と回っていると言った方が正確かもしれない。 我々は普通 連星 と言うと恒星 つまり 太陽と同じく 輝く星が2つ か 3つ連星 となってお互いを引き付けあって お互いの周りを回り合う 形を言うのだが この場合は恒星ではなく 惑星が連星系になっている。 しかも 5つの惑星が複雑な軌道を描きながらお互い ぶつかりもせずに回っている。 実はこのような 複雑な惑星 組織は我々の宇宙にはほとんど存在していない。 これは我々の世界とは別のステージの波動の異なる世界の、ある一定の進化レベルにあるものたちのためのステージ なのだ。 その進化レベルにある者たちにとっては5連星は割とよくある形態のようだ。 実際プレアデス はやはり 同じような生命実験の惑星系が6連星だった。 実はこの5連 星の エル・ランティの星を除いて 他の4つの星は全てエル・ランティたちの実験のための星々だったのである。 そこでは エル・ランティー たちによって 生命創造の実験が行われていた。 だからイルプロラシオンの住人たちは全てエル・ランティたちによって作られた生命体だった。 生命が作られということに違和感を覚える人も多いと思うが この宇宙ではある一定の進化レベルに達するとそういう技術は 獲得できるようだ。 しかし 通常 宇宙を見回してもあまりそういうことはやらないようである。 進化の段階でバランスの取れていないまま そういうレベルに至ってしまった存在 たち が興味本位や自分たちの欲望のまま 命を弄ぶようなことをしてしまうことがあるようだ。 例えば 射手座の人々は恒星や惑星の創造を自分たちの喜びを表現するためにやっているが エル・ランティたちは自分たちの欲望のため 生命を創造して自分たちに仕えるように作り上げている。 そこには大きな違いがある。射手座は喜びの表現としての創造であり、エル・ランティたちは自分たちの喜びのための 創造 なのだ。 いわば アーティストの創造と子供の欲望 の ようなものである。