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だから 運のいい卵だけが生き残っている状態だから 

数が増えないのも仕方ないのかもしれない

卵が運良くかえるとすぐに捕食している

子供の大きさは小さなワニくらいで

1m から 大きいのは2m 近く すでにあり 

顔には髭のようなものがある 

口の周囲にヒゲと言うか ヒレのなごり といった感じのものがかすかについている 

これは 爬虫類型の宇宙人 の DNA も入っているので

その影響が出ているようだ 

産道での胎内生体 発生の名残であった

子供は3年で成人している

寿命は平均で30年ほどだった 

産み捨て だから もちろん親が子育てはしていない 

しかし T レックス 全体のコミュニティとして子供は守っていこうという ぼんやりとした方向性はあったようである 

T レックスの手が体と比較して小さいことが 現在問題になっているようだ 

手が小さいのは退化してそうなったということではないようで 

補強組織としての第二の脳 という役目を果たしているのだ

見ていると両手を常にワキワキ 動かしている

脳からの神経系の伝達 組織の中継基地のようなもので

首の下の胸のあたりに中継点があり 

そこに手の神経が接続している 

ダイレクトに脳と体の末端をつなげばいいように思うのだが

その方がどう考えても早いだが

脊椎の構造の問題でどうしても この 手の作用 が必要だったということだ 

連携として頭からまた組織への神経の入り方が違うので 必要 だそうである 

結局 T レックスが恐竜としての最終進化系ではなく 

以前はもっと効率が悪かったようで 

これでも 伝達が早くなった方だ そうだ

表情的には手で体全体のバランスをとっているようである 

体を動かす指示器といったところであろうか


  以下次号

 

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生まれた時は柔らかくて丸いのだが

やがて楕円形になっていく

黒っぽい灰色の卵でぶよぶよではないのだが

石のように固くもないまま

やがて個体差はあるのだが

孵化に2、3日から30日かけて卵を食い破って出てくる

なんでこんなに差があるのかというと

母親の産道にいる時間の問題で

育っていないまま生まれると

やはり孵化には時間がかかっているようだ 

卵は別に巣に産みつけるわけではなく

歩いてそのままボタボタ落としたり

道端に産っぱなしになっている

当然他の恐竜や動物たちに食べられているものもいる

中には T レックスも食べている


  以下次号

 

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T レックスのメスはセックスした後

オスの精子を膣内から複数 

3本から5本

に分かれている産道にある精子保存袋に溜めている 

それでまた他のオスとセックスした時に受けた精子を

別の産道の精子保存袋に保存しておくのだ 

卵は柔らかく

殻というより厚い 羊膜のようなもので

そのまま産道を通過していく 

産道が長くて 50cm ぐらいあって

その中を1ヶ月くらいかけてゆっくり 通過していくが

その間に精子保存袋の精子から卵は受精している

産道は柔らかくできていて 複数あるが 

1 つの 産道に1つの卵と決まっている 

しかし 一度に産む卵の数はまちまちで

だいたい 1個から3個ほど産んでいる


  以下次号

 

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これは恐竜全般に言えることだが 

生命力が強く それをそのままで謳歌する

生命の赴くまま

というシンプルでダイナミックな形の生命表現を選んでいる

人間と違い 思考というものを持たない文化 なので

一瞬一瞬生きていることがすごく楽しく幸せなようだ 

思考がないということは逆に何でもあり ということでもあるのだ 

特に T レックスは瞬発的に太く短く生きるという情動が強く現れていて 

それが彼らのロマンになっている

人間の知恵や思考という方法論を通しての学びはまた別なようで 

それはそれで幸せなこともあるようだが 

恐竜の人間性を持たない ダイレクトな生命表現には

人類の至るべき 学ぶべきところがあるようにも思う


  以下次号

 

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そもそも個体が少ない種族だから 

オスとメスもなかなか出会うことがない 

明確な 繁殖期はないのだが 

ある程度 期が熟してくると

お互いフェロモンを出して集まってきている

彼らの好みを見てみると 人間とは違って容姿ではなく 

主に臭いフェロモンで決めている 

臭いの文化というのが発達していて 

私たち人間にはあまり理解はできないのだが 

彼らにとって その世界観は重要な位置を占めていた 

T レックスのセックスは広範囲でお互い 興奮してくると食べている

オスの場合はセックスの途中で興奮するあまりメスに噛みついてしまい

その時の血を見てそのまま メスを食べてしまうという流れに入ってしまっている

メスの場合はお腹が空いていて 

セックスが終わった後 性的な興奮と獲物を食う 興奮の区別がつかなくなってしまって 

訳が分からなくなってオスを襲って食べている 

この行動だけ見ていても彼らは理性というものを基準に生きてはいない

ということがはっきりとわかるのだ


  以下次号

 

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彼らは群れで生きる 種族ではなく

単体で生息していた 

しかし テリトリーの意識は強く 顔見知りや 血縁関係はある程度 認識していたようだった

 T レックスにとって マーキングは大切な習性 だったようで 

縄張りは常にきちんと守られていた 

あまり仲間同士で食い合ったりはしないのだが 

縄張りが破られると相当な勢いで戦っている 

マーキングはオスの場合 性器のそばにある 睾丸の横の袋から汁を出してやっている

性器は通常は体内に格納されているが

繁殖する時には出てくるようになっている


  以下次号

 

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T レックスの背中は想像図で見るよりもっと盛り上がっていて

重そうな印象を受ける 

体表の色は 個体差があって

濃いグリーンや 青黒いグレー 白と黒の迷彩模様 というのもいる

顔は化石 模型のようにゴツくはなく 

もっとシャープで目は爬虫類型で

哺乳類の目とは全く違う

ワニの目のように瞳が縦になっていて

夜は光っている

色々 議論があるようだが 走る速さはちょうど カンガルーが走る速さと同じくらいであった 

鳴き声は咆哮に近く

ぐぅあああるぅう

ぐぁあーーッ

という感じである 

夜行性 だが 変温動物であった 

夜は寝ていないみたいである 

観察していてもあまり寝ている姿を見ない

というよりも 横になって寝ないと言った方が正確かもしれない 

ニ本の足と尻尾の3点支持で立ったまま休むか

うつらつらしながら ぼんやり 歩き回っている 

T レックスにとって横になる時はどうやら死ぬ時のようだ 

たまに倒れると大変で

砂埃を上げながらものすごく ジタバタしている

中にはそのまま仲間に食われているものもいる 

助け合おうとはしていない 

そういう生き物 

そういう 美学 なのである


  以下次号