第3アトランティスの統治システムはかなり変わった機構になっていた 

神官民主主義とでも言うのであろうか 

トップには神官が立って彼が国のすべての責任を背負う 

第3 アトランティスは9000 年間 続くのだが その間に神官の代替わりは2000代に及んだ

1人 の神官の任期が4年間と以上に短いのはなぜだろうか 

ここでは民衆の期待や要望が全て このトップの神官に集まり

頼りにされ精神的な消耗が激しかったようである

イシュタル人が作り上げたこの機構は 神官 という立場のものがその精神 波動で国を支えるというものであった 

そのシステムは国を丸ごと 結界で囲んでしまい 

敵の侵略や自然の脅威から国民を守るというものだ

そういうシステムの根幹を神官1人の精神 波動で支えていたから 

国民の尊敬と敬愛の対象にはなっていたが 逆にかなりの負荷がかかり

生命エネルギーの消耗は激しいものがあった

そのため 神官はほぼ 4年ほどでやめるか ひどい時は 死んでいた 

ある意味 生贄のような存在でもあったのだ 

だから 神官になるということはそういう 負荷を受ける覚悟がなければできないことでもあった