わたしは忙しい

一党独裁、そして宗教、これらの構造は △ であり、上層の中央に近ければ近いほど、下からの大きな領域から送り出される膨大な量のエネルギーの流れの中にいられると日々確認できるので心理的にも安心だ。 イスラム教などにおいては △ の支配構造はないことになっているが、しかし彼らの教義の構造は、床下に一枚の平面の紙があり、その遙か頭上に光の一点があるとでもいえるそれになっている。

  〇


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全ての人々は平面の上に等価として並列存在し、〇である神、つまりアラーが超越して存在する。 △ の構造においてはキャップストーンの部分が 〇 に該当するという言い方をしようか。 これらは実存なるものとその周辺にまで展開されている情報とエネルギーの流動性を、相当に低い段階で認識模式図したものであり、そのモデル化されたそれを一定領域座標のなかに、自立装置各種を入れて( 人間のことだ) 自律自動機能をもたせてスイッチをいれた状態の表象アイコンにもなっている。

だから人々はキャップストーンの頂点を目指す、〇を目指す。 それがまるで実存に接近する疑似行為であるかのように。 この世界がフラクタル、相似形、うんざりするほど同じことの繰り返しの時空を超えて幾重にも折りたたまれた認識の積み重ね構造体なのだとするのなら、その断面図は恐らくこうなっている。

△の構造はエルランティ勢力であり、〇の構造はエホバなんだろうなと漠然と捉えるが、なんにしても一点に向かってエネルギーが流れていく様は変わらない。 そして 〇 であるエホバとは、全てが単一パーソナリティなのだから、まあ、あまねく人々を平たん地において自分は遙か頭上にいたいという構造を好むだろうなと思う。


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宇宙全史に到達したからラッキーなのだと考える不思議な人たちがいる。 これで自分は覚醒するのだと、覚醒したのだと。 覚醒というものにおいて一つの基準がある。 脳の中で、頭の中の表層意識の中において、守護霊だとか守護神だとかの設定と本当に会話ができる様になっている事がひとつの基準だ。 その時の会話は自分の中の黙読の声ではないので、明らかに違う人の声になる。 アニメなどで聞いた既存の声でもない。 それらの場合は自分で勝手に造ったミラー意識領域とでもいえるところに、自分の意識を一旦ぶつけてそれを反射させて受信するという事をやっている。 恐らく。 それが真実であると決めつけそれをやり過ぎると狂う。

狂うというのはそのままの意味だ。 使い物にならなくなって死ぬ。 それでもいいなら覚醒覚醒と言っているがいい。 ただしそういう個体は確実に周辺に、世界に、多大な損害を与える。 だから狂って凶暴になっても周囲に迷惑のかからない山奥か孤島でそれをやることだ。 わたしは何も勧めないし止めない。

本当に覚醒する人というのはそもそも最初から地球に来ない。 地球に来ている連中というのは基本、何もかも何もかも何もかも何もかもがクズだというこの絶対鉄則。 これをいつも貴方はごまかす。 そしてジブンなるものの中でかってに序列を造って( あんなにそうした上下身分階層を嫌っていたくせに) 、〇〇という存在だったら大丈夫だとか導いてくれるからだとかで勝手に上下設定を張り付けて、その上なるものに接近しようとやっぱり必死になる。 わたしはそれらの動きを例えば宇宙全史掲示板に見られる書き込みニスト達に見る。

具体的名称は言わない。 ゴーゴーさんゴーゴーさんとやかましいと常に思っている。 お前たちはもっと普通に喋れないのか、わたしのいう所の「 残念な子」 なのかお前たちは、という風にとらえる。

宇宙全史を知った人間は、最後のチャンスだからそれに飛びついたという言い方が正しい。 そして飛びついてそれらの情報を取得したのだろうが、それを具体的に生かすのは「 次の回」 なのだ。

その次の回以降が、貴方の小ダマの命数によるものか、集合魂の他の誰かはわたしは知らない。 しかし貴方ではない。 貴方はこのまま何も出来ず、何にも変われず、どこにもゆけず、希望も持てず、総括すらなく、何もかも何もかも何もかも何もかも全く以前と同じかそれよりも劣化した状態でこれからの激動の地球の変化に飲み込まれて、ただ無意味に死ぬ。 こんなはずではなかったと強く後悔しながら死ぬ。

そんなもんなってみなくちゃ分からないでしょ! と立ち向かう気持ちのままにしかし押し流されて無意味に死ぬ。 なぜか。 貴方の意味が終わったからだ。 貴方の価値が終わったからだ。

貴方の意味は 宇宙全史にアクセスする なのだ。 そしてそれは終わったのだ。 だから後は貴方自身の残務整理に関わる問題が( カルマ整理に関わる問題が) 残っているだけであり、覚醒だとかどうしただとかちゃんちゃらおかしくて鼻で笑っちゃうよバカ、なのだ。

だからわたしの意味も終わっている。 わたしにはその理解がある。 しかしその上で未来は一応は確定はしていないのだから、何か出来る事、つまり貴方の様な、ホンを読んだだけで、瞑想やら夢見をやってみただけで、なんたらかんたらしただけで、覚醒できる=この世界から脱出できるとか思っている貴方に「 貴方の考えというのはママ印のグラニュー糖よりも甘ったるい心地よいものですね」 とお伝えするくらいがあるかなと思って勝手に思ってそう、カタカタやっている。

本当に覚醒する存在領域とはそもそも最初から宇宙全史に関わらない。 勿論その関わらないという大部分はこれから無意味に死んでいく大量の人々だが、その中に混じって、本当に覚醒する座標がある。 そしてもっとイヤな事を言えば、何一つ努力しないでも意識しないでも遊んで怠けていても、覚醒するものはする。

わたしはそれを称して進化の台車の話をちらりといった。 そしてそうであるからこそ、愚かなわたし、貴方が簡単に覚醒出来ないように、覚醒すると肉体機能を含めてすべてが壊れるからそれをさせないようにと守ってくれているというシステムがあるというのも言った。 だから何もかもの何もかもが恩恵なのだとも。


まだ決めていないが、しかし一旦このアカツキを休むかもしれない。 わたしがこれから出していくコトバはどうも「 あなたにそんな事は言われたくない」 という事の集積が更にひどくなるからだ。 貴方が色々と現実を真面目に考えているのと同じように、わたしも脳内でシミュレーションしているのである。

わたしからは何も取れない。 これは前もって言っておく。 そしてわたしは与える気も別にないのだ。 自分の事さえ救えないのに、誰かが誰かを救うということはない。

自分すら突き放せない者は、人に何かを言うことなど最初から出来ないのものだ。


201974木曜