ムルタムの街の中に入ると鳥が歩いている 鳥の頭 顔をして体は人間なのだが非常に目が鋭くて 千里眼のような目をしている。

折りたたんだ翼の先に手のひら がついている足の長いペンギンという感じだ。う

この人たちは何をしているのかと観察していると 一種の町の警官というか 警備員のような仕事をしている。

別に 腕力とかは強くないのだが 不正や異変を発見すると 甲高い声でキーとかギーとか泣いて知らせるのである。

この人種もやはり 体の物質波動が高くて半分くらいは 精霊に近い 波動になっているが、後にこのムルタム 大陸は海に沈んで残りの一部が南極に接岸した時にペンギンの先祖の一部になっている。

直接の祖先ではないのだが 少し 関係しているようだ。 南極だけに ペンギンがいて 北極にはいない 理由の一部がここにある。

街角には ドラえもんのような丸いからだと丸い顔をした 占い師が変な帽子をかぶって ちょこんと座っている。

ムルタムの人たちはほとんど みんな超能力者たち なのだがどうやら 占いには大変 関心があったようだ。

占い師は目が非常に大きくて黒目でフクロウのような目をしていた。

道路沿いには何か 金属探知機のようなものを持って 黙々と何かを探っているのは顔が 昆虫

蜂か蠅か判断がつかない こういう人たちがいる。 体は一応人間なのだが手足には昆虫 独特の毛のような ケバケバ が生えており 大きな目は複眼のようだ。

実際に何をしているのかは初めは よくわからなかったのだが町の掃除をしているのかと思ったのだが

よく見ていくと地中探査というか 地面から来る磁場 や 放射能のエネルギー測定を常時 やっていた。

このムルタムという土地は特殊なマントルの流れの上に存在していてそのせいもあって子供が生まれてこないとか 

奇形 短命というような風土病 というか 不治の病が流行っていた。

その原因がなかなか特定できなくて後にイエスの前世のキャラクターが やはりこのムルタムに出てくるのだが

彼は海洋生物研究者としてそちらの方面からの病の根絶という仕事をしている。

この時はだいたい 地中から来る場の影響でそういう病になるのでは ないかと思われていてそこでこうした 探査を行っていたようだ。