魂魄( エクトプラズム) は 物質波動と幽界の波動のちょうど中間にある物質 形態だ。 魂魄だけでも幽界よりの細かい波動のものや もうほとんど 物質に近い波動を持つ 魂魄もある。 実はこの魂魄の研究が これからの科学の発展の鍵となってくるのだが。 例えば ニュートリノ (素粒子の一種) などは 魂魄とってもいいくらいのものなのだ。 だからどんな物質ともほとんど 相互作用を持たず (実はそう見えるだけだが) 光と同じ速さで地球すらも通り抜けることができるのである。 何やら難しい理屈を述べたが実は ムルタム文明 というのは 一言で その特徴をあげるとすれば 波動 文明と言ってもいいような特徴ある文明だったのである。 それを説明する。 まずここに住む人々は様々な波動を持つ体で生きていた。現在の人間に近いものもいたが 大方はもっと 精妙な波動の体であったのだ。 その中でも ほとんど 精霊に近いような体で存在したものもいた。 そうしたものはおそらく今の人類の目には見えない存在だったと思われる。 また ムルタム 大陸 自体が当時の地球のマントル対流の特殊な領域に浮上している大陸であって そこの磁場が異常値を示していた。 それと共に そこに生息する人々に大きな影響を与えたらもっと他の特殊な環境もあった。 これが何であったかは後のイエスのところで 詳しく 明らかにする。 ムルタムには様々な人種が住んでいた。町を覗くと それはもう スターウォーズのどこか 辺境の星の市場のような風景が展開していたのである。 昆虫の顔を持つ 検査官が地面を調べたり ドラえもんのような占い師が街のあちこちにいる。 裏通りには客をひく動物が (インパラに似ている) これの グラマーな女性や饅頭 のような巨大な顔 (割とキリッとしている) をした科学者 植物が顔と手足を持って歩く姿などなど そこには何百種類と言っても良いくらいの様々な多様な人種が生息したのである。