エル・ランティーのパイトロンではそんなに高度な魂の分断というのはできなかった。 魂 というのは肉体 界では DNA に象徴されるようにその界の体に刻まれた 個人のあらゆる 基本情報を魂 という。 そして あらゆる界 つまり 幽界 霊界 神界などなどに連なる体を我々は例外なく持っている。ただそれを認識しているかどうかだけの問題だ。 このパイトロンでコピーされた魂 というのは幽界の下の物質界との中間位置にある魂魄界の魂 つまり そこの魂魄界の体をコピーして 分断している。だからコピーするとずっと上まで連なっている 魂 体の下の方が いわば 枝分かれした状態になってしまっているのである。 これは地球 霊界を混乱させる 一因になっている。 本来は上 から下まで1本筋が通っていなければならないのが 魂という存在なのだ。 さて そこでは 魂 をいくつくらいに分けていたのだろうか。 だいたい2個から5個に分けている。 これは その魂の意思にもよるし能力にもよるから これくらいじゃないと無理じゃない? という具合に話し合いで決めたりしている。 その頃は魂だけやたら増やしても入る 肉体はまだ少なかったので同じような 魂が集まっては 霊団を作ってまた分散をしてということを繰り返していた。 それまでも そういうことがないわけではなかったのだが、ここまで 統廃合 が頻繁にはなかったのである。 結局パイトロンで最終的には 6000万を5億くらいにしている。 そこからは多用化ができたから自己増殖してまた増えている。 黙示録で問題になる どうしようもない人類の86%の存在というのは直接には このパイトロンで分断や コピーされた人々ではないが、そこから離合集散 した魂がほとんど入っているというのは間違いがない。 もちろん 86%の中には プレアデス系の中の 人々もいるし その他の星から来た人たちもいる。 そしてこの人たちが地球のカルマ というものをものすごく 生成してしまっている。地球自体がカルマの 解消 ということが追いつかなくなってきている。 だからこの文明では地球は人口をできる限り 増やしているのだ。 全く逆の現象のように思われるかもしれないが、質でカルマを解消しようということは すでに諦めていて 経験の数でカルマを何とかしようとしている末期的な現象 といえば言えるかもしれない。