われわれの立っている場所

 

差別される側… というのを収入の確保の看板にしている勢力は( この場合の収入とはカネだけを意味しない。 エネルギーでもあり可処分時間でもあり、経歴などもそうなる) 、何故そういう事を主張する為にただでさえ少ない自分のエネルギーを浪費するのか。 そんな事に時間とエネルギーを割くくらいなら、何故自分をもっと強くしようと思わないのか。 思って実際に行動、実践しないのか。 何故 誰か なる他の存在を選択し頼るのか。 その、誰かなる存在領域を選択し依頼従属する一見風下について付き従う姿勢が、実は上下、内外、優劣なるものにおける、基点設定から観測したところにおける座標数値の違いを求める動きイコールそれは結局のところ「 いつでも自分を上だと規定しなおせる余地を隠し持ったままの服属の形=寄生強奪のかたち」 になっていることに、どうして更に遙かなる所からそれらの動きを観測している観測者は気づかないのか。

上下の概念など、その観測視点を、見方を変えるとそれは簡単に左右にすることが、前後にすることが、手前奥にすることが可能だ。 つまり潜在意識の中でその様な転換が可能だと分かった上で、付き従う存在領域に接近している状態とわたしはとらえるので、それはつまり、細胞表面に取り付くウィルスの行動原理、諸法則とあまり変わっていないなとみる。 つまり、細胞の中に自分の遺伝情報を送り込んで、その中で、細胞自身の持つ栄養素を強奪して複製を作る一連の動きのことだ。

弱いものは、差別されているものは( とその様に内心で感じている=自分で決めている) 、その場所にいてワァワァと、まるで巣にいて口を開けて餌をくれと騒いでいる燕のヒナの様に騒ぐのではなく、強くなる=変わっていく事でその問題を解決する道を選択しなければならない。

彼らを支える( と、これも される側=利用しようと思っている側、が勝手に決めている対象) 人間なるものの個体数はこれから激減する。 騙せる人はいなくなる。 その上で以前と変わらない繰り返しの強奪行動を仕掛けるのなら最終的にどうなるかといえば始末される。 餌をくれなくなる、こんな言い方をする。

社会の構成要素として、一般性の仮面をかぶったまま、しかし自分の好きな同性愛的な性癖を解消するような場所を形成するような、出来るような、政治家に変わっていく、なども一つの変わる姿だ。 彼らはいつも寄越せとしかいっていない。 部落解放同盟などとかアイヌなどとかこの世界には( 日本国限定だけで考えても) 、変わらない事で利益を上げる領域と、それを回してしまっていた流れのシステムがあった。

地球が反転したということは、これらの領域が干上がっていくという事なのであり、もっと言えば地球という惑星が「 要らないもんは要らない」 と言い、そして実際に行動をしているところからそうなっていると言える。

自分は弱いと言いながら、虐げられていると言いながら 何故、他者に自分の思いを分かってもらう=と言いながら実は支配コントロールして言いなりにさせたい と思っているのか潜在意識で、という事をこれらの発話者は1秒だって考えたことはない。 考えず、同じことばかり繰り返し、その場にとどまり続け、巣の中で相当の巨大なサイズにもなろうとしているのに、まだ餌をくれとやっている。

太った燕は巣立つことが出来ない。 巣から落ちて死ぬ。 彼らは自らその道を選択したのかもしれないが、彼らの表層意識は本当の本当にその道を、彼らいうところの大切なジブンとやらで考えて選択行動したのか、わたしは相当疑問におもっている。 どうせ何も考えていないからだ。

もう時間がない。 起こりえる可能性の未来、複数ある選択肢の提示をわたしが行ってそれを貴方は観測して娯楽に転換して時間をつぶす。 それも結構だ。 しかし言う。 その日は来る。 一瞬の攻防のその時が。

チャンスは一度。

それはただの一度だ。 二度はない。 しかし来ることが分かっているのなら、それに対して準備をすることが出来る。 世界がこれから壊れていくということと、わたし貴方が生き延びていくのか生き抜いていけるのか、変わっていけるのかそうでないのかというのは、すべて同じ地球という名称と決められたこの領域の中に一括表示されている。 その中で、貴方は何処に立っているのか。 何処に立ちたいのか。 どうしたいのか、どうするのか、だ。 自分で決め、行動していくしかないということ。 わたしたちは変わっていかなければならない。


2019521火曜