街角の娼婦たち ホステス もいる

街角に立つ 娼婦たちだ 体はすらりとしたプロポーションでセクシーだが 顔は色々で

鳥の顔や動物の顔がある 

だが それもなかなかアブノーマルで男性としてはそそられるものがある

ほとんどが 妖艶な美女で現在見ている動物顔の女性は尻尾があって肌には 短い毛がビロードのように生えていて

それがキラキラ輝いて輝かしい なまめかしい 雰囲気になっている

こうした住人たちが ムルタムという特殊な時空にあって 多様性を極め 

それぞれに仕事を持って 役割があり 

それでいて お互いを認め合って 調和しているという ある意味 文明のピークにあった

この時点で 爛熟期を過ぎていて 文化としては 芳醇な 腐りかけ 寸前という最高の状態を迎えていた 

肉体というより精神的なピークで

現代の1970年代のような暴力や破壊を伴う 他を潰していく 他人を変える組織を変えていくというような不安定な若い 文化ではなく

人の感情や感覚的なものが増幅され 爛熟の極みに至った大人の文化であった

しかし インモラル というのではなくてもっと静かに の内面を追求した文化でもあった