白亜紀 1億3500万年前から 6500万年前

白亜紀の大気中 酸素濃度

前 7から8%

中12から13%

後 9から10%

ピノサウルス 11m 白亜紀 前期 1億2500万年前から 9500万年前 

この恐竜は顔がワニに似ていて背中に扇子のような帆を持っているのが特徴だ

これは 背中から突き出ている 何本もの針のような 軸に膜が張られた状態になっていて歩くと ゆらゆら揺れている

この恐竜は生体自体が不完全で 基本的に恒温 常温 動物なのだが あまり 完璧にそれが機能していない

一部 変温動物のようにもなっている

そのため この背中の帆は 主に体温調節を司るようになっている 

ピノサウルスは毛穴を持っていないため この帆からの水分の蒸散でその代わりをしている

どう猛に見えるがそんなに強い恐竜ではなく たまに大きな肉食恐竜に食べられている 

しかし 草食 恐竜かというと そうでもなくて大きな魚などを求めて いつも水の中に入って食べている

果物の実も食べるが 魚も食べているので 雑食 というのであろうか

背中の帆の色は 肌色で トゲのような 軸が黒だ 

体は青い 青い色をしていて赤い マダラ模様がある 結構 どくどくしい感じの 恐竜になっている


テリジノサウルス 12m オオカマ トカゲ 白亜紀後期

皮膚がゴワゴワした皮 なのだが非常に敏感なセンサーになっている 

これは多くの 恐竜 に共通の感覚だが少しでも動くものがあると感知して食べている

餌かどうかの判断は動くものかどうかでしているようで 動かないものは景色と判断している

毛が生えているのだが ふさふさしているわけではない 

剛毛でまばらに生えているようだ 

獰猛な性質で共食い もするし 中には子供を食っているものもいる 

この恐竜の化石の特徴は巨大な鉤爪にあるのだが 何のためにこんな巨大な曲がりくねった爪が必要だったのか 考古学者にはわからないようだ 

そこで当時の生態を見てみる

オオカマ トカゲの生息環境には巨大なアリ塚が無数にある 

その 蟻塚をその頑丈な爪で壊して掘り起こして中のアリを食べている 

しかもそのアリのように見えるが これもまた巨大で体調が30cm ほどもある 

一見 獰猛 そうではあるが この アリは肉食ではなく 蟻塚の中で自分たちで きのこのようなものを栽培してそれを主食にしている

しかし 自分たちの大切なあり塚を壊されて仲間たちを食べられてはいかに平和的な あり達でも反撃はする

ところが大カマトカゲの皮膚は頑丈にできていて ありたちが食いついてもすぐに弾かれてしまっている

またその皮膚にまばらに生えている剛毛も防御としては役に立っているようだ

オオカマ トカゲの皮膚の色は周りに溶け込むような目立たない色で茶褐色や グレーの 濁った色で少しまだらな濃淡がある