ジュラ紀後期 捕食 恐竜 の罠 と言われているところ

アメリユタ州クリーブランド・ロイドの化石 採掘場

ここは 当時 沼地のような場所で肉食恐竜が水を求めてやってくる 草食 恐竜を狙っていた場所とされている

だから当然 草食 恐竜の化石の方がたくさん発見されるはずなのだが 逆に肉食恐竜の方が多く出土している 

それが 未だに謎とされている そこで その状況を見てみる

やはり ここは 湖沼 地帯であった

魚が豊富にいて それを求めて 肉食恐竜が来ている

しかし 泥沼のようなところもあってそこに体が大きくて重い 肉食恐竜が落ち込んでいる

彼らは特別 草食 恐竜を狙ってここに来ていたわけではないようだ 

もちろん 草食 恐竜も来ているのだが 水を飲みに直接湖沼に入っているのは 草食 恐竜の 小さな軽い 子供だけであった

大きな大人は首が長いので岸から離れていても足を取られることもなく安全に水を飲んでいる

ステゴウルス 北米 

トゥオイイアンゴサウルス 中国 

ジュラ紀後期から白亜紀前期

ステゴザウルスは恐竜の中でも スタンダードなものだと言える

しかし やはり 化石からだけではなかなかわからないところがあるので 実際の生態を見る 

あの特徴的な背中の扇状の突起物は骨で形作られているが その間を 膜のようなものでつないでいる 

だから うちわのように パタパタ 風切り音が出るのだが それで敵を威嚇したりしている

その背中の骨は 対で 2本ずつ並んでついていた 

ただ 最初の始まりの部分だけが真ん中に1本 骨があって3本で始まっている

全体の色は黄色 で 青黒い四角い斑点のような模様がお腹の辺りにある

模様 は くっきりしていなくて 輪郭がにじんでいる

背中の膜は 青黒い色をしている 

鳴き声は鋭く キーーーンと長くなく

結構 獰猛で雑食で基本は 草食 だが 魚や小動物も食べている 

他の恐竜たちにとっても同じだが この時代は 餌が豊富で食べ物には困らなかったようである