三畳紀 2億5000万年前から2億年前

大氷河紀の影響もだいぶ緩和されて平均気温も15°cと暖かくなってきたのだが

それでもまだ安定していなくて寒波は度々やってきていた

だから2度くらいの時もあった

酸素濃度は紀を通じて平均すると19%と高くなっている

2億6千万年前に3000体の男女の人類が生息環境となる洞窟群の前の森林地帯に降ろされている

周りは泉があって森林には木の実などの食料もある程度はあったから環境は良かったようだ

この時の人類は身長が1.1m から1.2m であった

まだ寒い気候で生息環境が主に洞窟だったのでそこで適応できるようにそういう大きさにしたらしいのだ

この時は実は子供だけを 下ろしている

3歳くらいから大きくても15歳だ

ある程度 降ろす前に 最小限の知恵 などは インプットされているのだが子供だけでどう生きていくのか jumu はある 意味 可能性を探る実験を行っている 

実際 結構しぶとかったようだった 

そのための体型の小型化ということもあったのだが 3歳の子供も大きな子供に助けられながら たくましく生き残っている

エル・ランティ ラ・ゴーツ 転生 2億4700万年前

そこから300年経ってエル・ランティーが初めて転生している 

その場所は 通常 人類が降ろされた大陸とは別な大陸に降りている

どうやらそこに ユートピアを築くということを計画していたようだ

実はこの時もエル・ランティーはまだあまり出たくはないようで こねていたようだ 

しかし jumu から 各責任者に人間のプロトタイプが割り当てられ 

この辺りで1回は体験しなきゃダメでしょう

とせっつかれて仕方なく降りている

ここに降りた人間たちは他のものより また一段 小さくて 80cm から 1.2m だった 

外見だとほぼ原人 状態だ

男女合わせて1万体 下ろしている

この時 エル・ランティはラ・ゴーツという名前であった 

やはり彼は上に 何かをつけている

割と長寿で120歳まで生きている 

通常はこの時の人類は50から60歳が平均寿命だった 

いくつかの洞窟をねぐらにする村の村長さんのような役をしている

しかし すでにここから自分の欲望成就のシステムを作っている

自分が神という意識を畏怖の念を通して叩き込んでいる

集団催眠 という形であろうか 

潜在意識に達する強いやり方で いわば 洗脳をしている

ラ・ゴーツ エルランティの言い分だ 

慈悲の心でやるべきことをやり人類のため その時できることをやった

3畳紀の大絶滅