ペルム紀の大絶滅 2億8400万年前

地殻変動や大隕石による絶滅も被害は大きいのだが 生命にとって最も破壊的な影響を与えるのは氷河期であった 

この氷河期は地球史上最大規模の氷河期で2億8400万年前に始まって 2億6800万年前に終わっている 

その間 1600万年間という 途方もなく長期にわたる 大氷河期であった 

最盛期には地球上 はほぼ全凍結状態になっている 

しかし やはり 少しは凍っていない場所もあった 

その間 地上にはほとんど生命は存在していなかったが 海には結構大きな生体も存続できたようだった

 5m くらいありそうなトドをもっと 太らせたような生物が海にはいたようである

2億6800万年前に氷河期は終わっているのだが そこから地球が通常の状態に戻るまでには約1000万年間もかかっている

間に 小氷河期 寒冷期が何度か入っていたため 回復に時間がかかっている 

凍結前の酸素濃度は 7から8%で解凍後は 8から10%あった 

この酸素濃度の上昇は氷が溶け初めて 活動をしだしたバクテリアの仕事であった

大氷河期の時代には 人類も恐竜も動物もほとんどがかくまわれている

 jumu によって宇宙で保護されているが 氷河期があまりにも 長かったので 

結局生身の体は全て 死に絶えてしまって DNA だけが保存されて新たに作り直して氷河期が終わったら再び 地上に降ろしている

人間だけでも3000体を下ろしているが この作業は3万4000年かかったようであった

時間がかかったのは少しずつ様子を見ながら 調整しつつ 下ろしていたようだ


3畳紀 2億5000万年前から2億年前