この時点では jumu は真剣に人類をここから進化させていこうと考えていたようだ 

新しい 時空系では 恐竜人間は前回の時空系の邪悪な 恐竜人間と

新しい 3億6000万年前に下ろした 邪悪ではない 恐竜人間が共存していて

人間たちは邪悪ではない 恐竜人間と共存していく

つまり この時空の境域では 世界線 つまり 時空系が重なっていたのである 

そこの調整とひずみの解消で新しい人類を降ろしている

しかも わざわざ10の形質を与えて本格的に人類発祥 を試みている 

この10の形質を持たせるという手間もタイムパラドックスの調節のため種を植えるという事実が必要だったということで ある

最初の10組が絶滅すると 次に 100組 つまり 男女 200人を下ろしている 

2回目に絶滅した時もやはり 同じく 100組 男女 200人を下ろしている

さてここまでやったのだが 結局この時点では現象世界全体を絶滅という形に持っていかないとどうにもならない状態であるということが判明する

それが 白亜紀末の大絶滅になるのである 

しかもその収束点までは 人間と恐竜人間は同時進行で行かなければならないという運命にあったようだ

そういう絶望的な状態になってもこの時には jumu はあまり 責任感を感じていなかったようだ 

どちらかというと 

まあ仕方のないこと

やることはやった

それ以上も どうしようもなかった 

そんな感じの体質が2008年の3月3日まで続いてゆく


白亜紀末の大絶滅 6557万年前