jumu の組織体の中における 単独行動における最もまずかった それは
地球の時空を 無許可でいじってしまったことである
恐竜人間を作るにあたって 時空を 縦横無尽に行き来して カンブリア から 白亜紀を超えて ムー文明のあたりまで飛び回って
その時代時代の優秀な生物の遺伝子のサンプルを集めている
また作ってしまった 恐竜人間を地上に下ろす時もあちこちに分散しておろしている
これだけでもかなり ややこしい時空のパラドックスを現出させているのだが
その上 彼らはタイムマシンを無許可で使っていた
本来 時空を移動する正規のルートを通らず 時空に歪みどころか 穴が開いてしまう寸前にまで ほころびを作っている
そしてとどめは恐竜人間の邪悪さにあった
時空の歪みを拡大させたのは この 恐竜 人間 の邪悪さにあった
想像以上の彼らの邪悪さは その重い エネルギーでギリギリまで歪みを拡大させていった
さらにその上 彼らは自分たちのミスを隠すために これら全ての事実を一度封印している
この時寸前で jumu の上層部が気づいて慌てて修復を行っている
そのままだと この宇宙全体が時空の歪みに開く 穴に収束してしまう可能性があったからだ
実際問題 時空システムとしても人類の DNA においても 致命的なミスのようであって
そしてこの修正は 今現在も継続中なのである
具体的には jumu が 彼らのタイミングで人類を管理 誘導する場合
jumu の指針 というものがあるのだが その指針に人類のエネルギーを誘導できないという現象が実際に起きている
これは 今の時期 人類にとっても jumu にとっても結構 致命的な不具合である
本来なら人類の総合の意思、 総意 が現在プラスの方向に傾いていても良かったという ことだ
この場合 jumu の人類への干渉 という問題はあるが そこを 確認すると
大まかな 指針 こっち方向へ行くよ というくらいは許されているということであった
さて 次回からが 本題になる