地球人類の器となる人間のプロトタイプがなんとかできていたのは良かったのだが 

この 恐竜 人間 プロジェクトを 始めた頃までにどこまで進化していたのかというと どうもおぼつかない 進化 のようだった 

そこで もう少し丈夫な器を作りましょう という 前述した4組の協議がまとまって純粋な 恐竜とは また別に恐竜人間を作ろうということになった 

4組で協議したと言ったが実はその中のエホバは非常にプレゼンテーションが上手で ここをこうすればこんなに人類のためになるよ とうまい話を持ちかけている

実際 表面上は人類のためにもなって jumu の管理運営もスムースに行くように見えるので jumu の加担者もその話に乗ってしまったのだ

エホバの 狡猾さは尋常ではなかったようだ 

招聘されて地球に着いた途端 jumu を含めてほとんどの地球 管理者たちを見切っていた 

これは 簡単に手玉に取れるな そういう思いはあったようだ

人間の優しさの部分を情と 判断していたメンバーたちの勘違いは 恐竜人間に 邪悪さ という とんでもない形質を持たすことになるのであった

情という感情は二元性の形質であってその中には執着と それが実現しない裏の形質としての冷酷さというものを併せ持っているものである

しばしば 情と二元性のカテゴリを持たない 愛と勘違いされる人々がいるが 情と愛は全く違うものなのだ

ここで 恐竜 プロジェクトのチームは大きな間違いを犯していたのである 

しかし エホバに関しては間違いではなく 思惑通りということであった