サタン 我々はサタンという言葉を聞いてどういう印象を持つであろうか。 悪の権現 悪魔の親玉 地獄の支配者などその印象は 決していいものではないはずだ。 しかし 中には怪しい宗教や若者の間では、ある 意味 社会や体制に対して反抗する象徴としてのサタンを崇拝するということをやっている者たちもいる。 しかし 多くの人間は ぼんやりとは サタンをイメージできても 実際にサタン というキャラクターがどこにいつ存在したのか また 何をしたのか そもそも 実際に存在した人物なのか全く分かってはいないのである。 そしてそのような文献も残されてはいない。 人類史上最も有名なこのキャラの真実をここで明かす。 これまで人類が自らの欲望や愚かさゆえに覆い隠していた真実が掘り起こされていく。 そして それは人ごとではなく 我々一人一人の自覚と責任がダイレクトに問われる時でもある。 これを言う。 今は本当に最後の最後の終末なのである。 サタン 1回目の転生 まず サタンの この地上に誕生した 第1回目の人生を見ていく。 今から758万年前 インド洋上の赤道よりにオーストラリア より少し小さな大陸があった。 大陸全体はやはり 赤道近くにあったから割と暑く 砂漠の多い土地だった。大陸の正式名称 というのは当時はなくて その地域地域ごとに自分たちの領域を呼ぶ名前はあったようだ。 だから一応 レムリア や ラムディア これは同じもの だが、こういった 呼称はあったが 大陸の名前というのではなくその地方の名称 だったと考えていただきたい。 自分たちの住む世界が中心であって 全てだったようで 地球上の大陸という概念がなかったようだ。 現代の日本で言うと 東北地方とか関東地方とかという感じである。 微妙に発音が難しいのだが より正確には当時 イムディア と発音されていたようだ。 なお 年代 だが4から5万年前とする人もいるが その頃には この辺りには大陸はなくてわずかにその名残の群島が対応に存在しているくらいであった。 人々の服装や建物 雰囲気は アラビアっぽい感じで多くの人々は郊外では 洞穴生活 砂漠では テント生活を普通にしていた。サタンが生まれた場所は 町ではなく 砂漠の中の田舎だった。 多くの家屋が掘っ立て小屋のようなもので裕福な家は 石造りのものもあったが 城壁のような立派なものが この辺りの地域には存在していなかったのである。 サタンはこの時ヘレムという名前で人生を受けている。が この後も混乱するので 以後はサタンという名称で統一していく。 なお サタンという名前は3回目の人生でこれを受けている。