T -レックスの手が体と比較して小さいことが 現在問題になっているようだ 

手が小さいのは退化してそうなったということではないようで 補強 組織としての第二の脳 という役目を果たしているのだ

見てみると 両手を常にワキワキと動かしている

脳からの神経系の伝達 組織の中継基地のようなもので

首の下の胸のあたりに中継点があり そこに他の神経が接続している

ダイレクトに脳を体の末端をつなげばいいように思うのだが

その方がどう考えても早いのだが 

脊椎の構造の問題でどうしても この手の作用が必要だったということである

連携として頭から末端組織への神経の張り方が違うので必要なのだそうだ 

結局 T レックスが恐竜としての最終進化系ではなくて 以前はもっと効率が悪かったようである 

これでも 伝達が早くなった方 なのだそうだ 

表情的には手で体全体のバランスをとっているようだ 体を動かす指示器といったところであろうか

 T レックスの呼吸代謝であるが 最初は主に窒素代謝 つまり 窒素を吸って呼吸をしていた 

これは他の恐竜たちにも 共通のことで初期の恐竜たちはだいたい 窒素 呼吸であった

やがて 窒素代謝と酸素代謝を両方やるようになってゆき 最終的には酸素代謝に進化している

地球の大気には本来 酸素は少なくて 窒素が大半を占めているから むしろ 窒素代謝が当たり前だと思えるのだが 

どうして酸素代謝に移行していったのであろうか

 jumu は普通に窒素代謝で行こうとしていたようだが 例の射手座の親方たちが酸素が好きということであった 

彼らがおっしゃるには 

窒素は何だか 暗い雰囲気があってあまり好きではない 酸素は爽やかである 明るく ビビットな感じが好き

という単純な 好みの問題だそうである 

だから地球の初期の段階では 植物も 窒素 呼吸をしていた 

しかし どちらの要素も残しつつ 好みが働いたというのが この恐竜時代であったであろうか 

射手座の方々の親方たちの好みではあるが

だから T レックスの血液は青緑色であった

ヘモグロビン もあったようだが その青緑色の血液が何ものなのかは 判明していない