それは人間が現状において新たな認識レベルを獲得した時に自ずと 開いていくように設計されているのだが 

他人の手で またはシステムで開くこともできることはできるのだ 

それがマスターと言われる方が弟子に授ける イニシエーションというものであって

システムとしては 山ごもりの修行や滝行 

あるいは秘儀と言われている諸々の真言を含む行法などである


 秘密主義

ウーハは自分のところに集まってくる 信者たちの中で 

これは と見えるものを選んでは チャクラを開いていた

ウーハにしてみると チャクラを開いて いい人いけない人というのは一目瞭然なのだ 

彼はそれなりに覚醒していたから 

あと一歩で覚醒するという人間を見分けることくらいは 簡単にできた 

そのことが噂になりやがて次から次へと人が集まりだす 

しかもその中には商人や知識社会 級が多かったのだ 

やはり 実際に簡単に覚醒させてもらえる 

すぐに超能力が使えるようになるという現実的 な情報 

現世利益に敏感なのはそういう方たちだったのである