顔を選択しているのは 元ダマだった 

小ダマは選ぶことはできないようだ 

しかし 人生を生きるのは小ダマだから当然そこには葛藤が生まれる

なぜ もっと美人に生まれてこなかったのか その疑問はおそらく 女性なら死ぬまで付きまとうかもしれない 

それではなぜ元ダマは小ダマにいい思いをさせてやらないのか 

小ダマとは言っても元玉と同じ魂だ 

自分の子供と同じような 魂になぜもっと いい思いをさせてあげないのであろうか 

それは 元ダマと小ダマの求めているものが違うからである 

大雑把に言えば 元ダマは学びを

小ダマは喜びを 人生から得たいと願っている 

そして ここが一番肝心なところなのだが

元ダマは無数に小ダマの人生を持っていて

しかも無数の人生のバージョンを持っているのである

だからその中に超美人でみんなから ちやほやされている自分という人生 ももちろん 持っている 

しかしそこではあまりに 周りからチヤホヤを立てられ 持ち上げられて 増長慢になってしまって

その修正で今度はあまり 周囲に認められない 造作で出てきているのかもしれない 

あるいはそういう 小ダマ のバージョンを現実化はしていないが 

可能性として持っていると言った方が正確かもしれない

どんな男性も近づいてこないという その顔でどこまで女性としての人生を全うできるか 

あるいはその顔で お笑い芸人としてどこまで芸を極められるか 

そういう道も模索しているのは 元ダマなのである

小ダマだけの視点からは不公平でわけのわからない人生かもしれないが 

どうも 魂の構造はそういうもっと 深いものが隠されているような気がする 

おそらくこの宇宙の秘密が、我々の存在の意味がそこにあるような気もする

そのうち解明する